■2015/09/23:連休最後にまとめて更新をば
■メイドなアインハルトさん アインハルトさんにも前回描いたヴィヴィオのメイド服を着せたいなーと思って描き始めた絵です。 どうせなら大人アインハルトさんがいいなぁ、あのメイド服だと胸が強調されるよなーきっと・・・などとつらつら考えていたら、こんな感じになりました。 今回も主線はラフ絵から線を整える感じでやってみました(前回のヴィヴィオよりもちょっと粗いかなぁ・・・) でも、このサイズに縮小するとやっぱりあまりわからないですかね。 そういや、ここ2枚ほど普段と違う描き方してて思ったんですが、CGって描いてる最中にいくらでも拡大して作業できますよね?。私もそうですけど、ほかの多くの絵描きさんも、細かいところは拡大しながら作業してると思います。でも、紙に描く時って、そんなことはできないわけじゃないですか。それを思うと、CGで描く時も、最終的な出来上がりサイズを考えて、たいして大きくない絵を描く時は、それなりのやり方で描けばいいんじゃないかなぁって思ったんですよね。 今までの自分って、「作業しやすいから拡大する」というよりは「線を綺麗にするために拡大する」「塗り残しのないように拡大する」という感じで、最終的なサイズがどうであろうと、毎回同じレベルで作業してました。せいぜいひとつの辺が1000ピクセル程度の絵を描くのに、少々神経質なくらいに細かく作業してた気がします。まぁ、そんだけこだわってても、あんまり「質の向上」には繋がってなかったのが悲しいところですが・・・。 ポスターにするとか、でっかくして車に貼るとかいう絵なら、「拡大して線を綺麗にしたり、塗り漏れないようにする」といったことは必要でしょうけど、WEBとかにUPするような絵の場合は、少し描き方を変えてもいいんじゃないかって思いました。 といっても、決して手抜きっていうんじゃなくて、必要のない作業に無駄に時間を使わないようにするというか、効率的に描くことを考えるというか。何も考えずに一律毎回おんなじやり方ってのも芸がないですし、臨機応変ってやつですね。 でも「絵を描く」という美術的行為について、「効率的」とか「無駄」とか言い出すのもどうなのか・・・という気もちょっとします。 絵を描くってことは、とどのつまりは最終的には自分が表現したいもの、描きたいものを形にできればいいわけで、結果がブレずに過程を省略や効率化できるなら、もちろんそれに越したことはないわけで・・・あ、でも、まさにそのプロセスこそが描く人の個性をあらわす手段でもあるわけで・・・。 省略や効率化を含めて、「自分流」ってのを確立できればいいんですよね、きっと。 自分流の表現ってのが出来てないんだろうなぁ。 「何を描きたいのか」「どういうものを自分は好きなのか」、そういう根本的なところを今一度見直してみたいですねぇ・・・。 自分が惹かれるもの・・・よいと思えるもの・・・うーん、うーん・・・ふ、ふともも・・・よ、ょぅぢょ・・・(汗 いましばらく迷走してみる必要がありそうです。 ■Alessandro Music Series Pro MS-PROを中古で買いました。 有名な機種なので、いまさら説明するまでもないかもしれませんが一応・・・。 MS-PROというのはGRADO社のヘッドホンRS1のOEMと言われているモデルで、軽快で、元気よく、歯切れよく、ヌケよく、ご機嫌な音を聴かせてくれる稀有なヘッドホンです。基本的にRS1と同じものですが、刻印だけが異なります。お値段はRS1よりややお安く、本家GRADO純正にこだわらなければ、こちらの方がお買い得です。 本家RS1はモデルチェンジを繰り返して現在3世代目。それに合わせてMS-PROも現在は3世代目となっています。今回買ったのは2世代目の中古です。 えー、実はRS1/MS-PROを買うのはこれで3回目だったりします。 最初が初代RS1、次がMS-PRO(第三世代eシリーズ、赤ドライバ)、そして今回のMS-PRO(第二世代iシリーズ)です。 ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ワタシ、GRADOのヘッドホンが大好きで、前に作ったヘッドホン本でもGRADO推しまくりでした。 一時はGRADOのヘッドホンを4台ほど持ってて、下から上まで全機種揃えたい!などと夢見たこともありましたが、結局はPS1000だけ残して他は機種整理のために処分してしまいました(置き場所と使用頻度的に・・・) PS1000はキングオブグラドとも呼ぶべきGRADOのフラッグシップモデルで、音的には不満などあろうはずもなく、大好きな手放しがたい機種であります。でもLパッド機の音の軽快さ、扱いの手軽さは忘れがたく(というよりPS1000が重すぎて・・・)、PS1000だけになってから「やっぱLパッドの機種が1台欲しいなぁ」と思うようになってました。 んで、ここ数か月ほどずっとSR125〜SR225あたりを狙ってあれこれ悩んでいたところ、MS-PRO(第二世代)の中古の出物があったもので、衝動的に飛びついてしまいました。 RS1/MS-PROはとにかく見た目が可愛くて好きなので、1台手元に置いておきたかったんですよね〜。 それと、実を言うと、現行の第三世代は音が好みじゃないので、第二世代を今のうちに入手しておきたかったのですよ〜。 で、届いて早速聴いてみたところ、音はまさに私が大好きなGRADOの音!。これこれ、この音ですよ。 PS1000の「魂揺さぶる深みのある低音と余韻」も素晴らしいですが、MS-PROの「軽快な音とヌケの良さ」はLパッド機ならではのもの。気持ちイイです。 しかも意外と低音が出ます。前に持ってた第一世代RS1や第三世代MS-PROはこんなに低音は出なかったような気がします。個体差なのか、世代差なのか、はたまた私の記憶違いなのか分かりませんけど、この第二世代のMS-PROは気持ちのいい低音が出ます。 まぁ、MS-PRO聴いた後にPS1000に換えてみると、PS1000の低音の凄さに圧倒されるんですけどねw RS1/MS-PROの第二世代モデルはこの通りドライバ裏が黒く、イヤーパッドも中央のくぼみと縁の高さに差があります。 (ちなみにイヤーパッドは新品に交換しました) こちらが今年正月に買って、ひと月ほどで手放した第三世代モデル。ドライバ裏が赤いですね。また、イヤーパッドが引き伸ばされてかなり平たくなってるのがわかると思います。このせいで耳がドライバに直に触れるような感じで聴くことになり、響きとか余韻とかが全く無い、ガサツ極まりない音になっていました。 すでに手元にないので、記憶上の比較になってしまいますが、私の感じたところでは第二世代と第三世代ではドライバの音そのものも変わっているように思いました(残念ながら良くない方向に・・・) 今後のGRADOのRS1/MS-PROがどうなっていくのか分かりませんが、少なくとも現行の第三世代eシリーズは私にとっては買う価値のないものになっています。今後もそれが変わり無ければ、今回手に入れた第二世代のMS-PROは貴重な逸品となります。今度は安易に手放さず、長く使うつもりで愛でていこうと思います。 あぁ、GRADOよ、永遠なれ! あ、それと今回中古で買ったので、合わせてイヤーパッドも新品で買ったんですけど、これがですね、食器洗いのウレタンスポンジみたいな代物なのに、4500円もするんですよ。冗談みたいな値段ですよね。 まぁ、そうは言っても代わりがあるわけでもなく、仕方ないのでそんだけ出して買いましたけどね。 でも、あとで知ったんですが、実は音屋で直輸入品を買えば半値だったんですよ、これが・・・。 次は音屋で買うことにします。 ■放課後な感じのヴィヴィオさん ヴィヴィオは前に描いた絵をちょっとだけ手直ししたものです。 今回、試しに背景をつけてみたら、なんかゲーム画面っぽい構図になったので、選択肢も付けてみましたw 背景はコミスタの3Dモデルをトレースしたものです。ちゃんとした背景描けるスキルはないので、お手軽に描こうと思ってトレースに頼ったのですが、トレースだから簡単に出来るだろうと思いきや、決してそんなことはなくて、こんな適当な背景でも意外と大変でした・・・。 世間一般の背景をちゃんと描くお絵かきさんたちは、いったいどれだけの手間と時間をかけて背景を描いているのだろう・・・。 自分もちゃんとした背景を描けるようになりたいなぁと思いますし、練習もしたいと思うのですが、自分が描きたいものが背景なのか?と言うと、決してそういうわけではないのがw 結局、最初の方で書いた「何を描きたいのか」というところに行き着くわけですよね。仮に、仮にですよ、可愛い小さな女の子を描きたい!俺は小さな女の子を描きたいんだ!というのが究極の己の描きたいものであるならば、必ずしも背景が必要なわけではないと思いますし、背景描くことに要らぬ時間を費やすよりは、いかに可愛い子を描けるかって方に魂注ぐべきだと思うわけです。 でも、背景あった方が絵として多くを語れる(つまり自分が表現したいものをより雄弁に語れる)といった場合は、やっぱり背景が必要なわけで・・・。 自分は何をどういう風に描きたいのか・・・イマジネーションの問題でもあるんだなぁ。それこそがまさにセンスってやつか・・・。 ていうか、ごたくはいいから、「描け!」ってことですね。 ■夏アニメ 夏アニメがぼちぼち終わり始めました。 GATE、ずいぶん中途半端なところで終わるなぁと思ってガッカリしてたら、二期があると知って大歓喜。 あとはオーバーロードも二期やってくれると うれしいんだけどなぁ。 さて来期のアニメは何をやるのかしら。そろそろチェックしておかないと。
■2015/09/13:デビルヴィヴィオ
かねてより描きたいと思ってたデビルヴィヴィオを描いてみました。 このメイド服のヴィヴィオ、可愛いですよねねね。 しかもあんなミニスカートで飛び回って、ボール弾きまくって、絶対見えry(はぁはぁ それはさておき・・・。 今回はペン入れをせず、ラフの線を消しゴムで整えて主線にしてみました。 普通にペン入れするより、線がちょっと太目で、ところどころ粗い感じですが、この大きさだとそんなには気にならないですね。 (元絵のサイズだと線が粗いのがモロわかりなんですけど・・・) ただ、ペン入れするのと比べて作業が速くなるわけでもなく、あえてこんなやり方をするメリットがあるかは微妙なところ・・・。 でも、ちょっと手書きっぽい感じにはなるかなぁ。 うん、もう少しこのやり方でやってみよう。 最近、絵柄とか、描き方とか、いろいろと変えてみたいなぁ、などと思ったりしてます。 というのも、ここ数年を振り返ってみると、自分の絵ってほとんど進歩してない気がするんですよね・・・。 同じような絵ばかり描いてる気がしますし、制作過程も固定してしまって、毎回同じことの繰り返し。 改善とかあまり考えなくなっちゃってます。これではいけません。 もともと大して描けるわけでもないのに、現状に甘んじてそこで停滞してしまっては、低レベルでマンネリ化して、やがて描く意欲も失って・・・悪循環に陥ってしまいかねない。 今まではひたすら藤真先生の絵に似せるように!と思って描いてましたが、これからはほかの好きな作家さんの絵とかも参考にしつつ、いろいろと変えていってみたいなぁ。 まぁ、でも、こういうのって、往々にして良くない方向に行っちゃうことも多いんですけどねw 当面は「いろんな表情の絵」と、「今まであまり描いたことのない構図やポーズの絵(無意識のうちに避けちゃってるような絵ですねw)」を描くことを、課題にしようと思ってます。 だもんで、そのうち変なバランスの絵が上がるかもしれませんが、「あぁ、描き慣れない絵を頑張って描いたんだな」と生暖かい目で見てやってくださいませ・・・。 ■次のイベント リリマジ参加であれこれ悩んでましたが、今回は見送ることにしました。 なんだかんだ言いながら、結局それかよって感じですね・・・すいません(汗 見送りの理由は、ひとえに新刊が間に合いそうにないためです。 ヘッドホン本の作業がどうにもいまいちテンションあがらず、思ったように進んでないんですよね。 う〜ん、最近ヘッドホン買ってないせいかなぁ。そろそろ何か買おうかしら(を とりあえず、同人の方は、リリマジは見送りにしたので、当初の予定通り冬コミに絞って進めていこうと思います。
■2015/09/06:ロゥリィ様
■ロゥリィ・マーキュリー(自衛隊彼の地にて、斯く戦えり) 先日上げてたラフを色塗りました。 線画をあちこちけっこういじったので、かなり印象変わったかも。 そろそろ夏アニメも最終回が見えてくる時期ですが、GATEも1クールで終わりなのかなぁ。 このまま終わったら、話ほとんど進んでないですよねw 今期のアニメではオーバーロードとかも好きなんですが、あれもなんか話ぜんぜん進んでなくてw、1クールではロクすっぽストーリーが進まないまま終わってしまいそう。 まー、中途半端に尻切れになるのは、原作が未完の作品では仕方ないですけどね〜。 それはさておき、この土日はロゥリィさんをどうしても仕上げてしまいたくて、ほとんどこれしかやってなかったので、ヘッドホン本のイラストは全然進んでないです。 どうもVividと関係ない絵ばかり描きたくなってしまうんですよね・・・。 これって逃避なのかなって思うんですが、何から逃避してるんだかよくわかりませんw 私はいったい何から逃げたがっているんだろう・・・。 ■その他 溶けたニスにやられたHD800のヘッドクッションですが、発注してたのが届きました。代理店取り寄せで、発注してから5日で届きました。 ずいぶんと質素な袋に入ってます。これで5800円。うーん、さすがフラッグシップ機のパーツ。お高いです。 まぁでもね、こんなのそうそう売れるもんでもないでしょうしね。それになんつってもメイドインジャーマニです。はるばるドイツから運ばれてきたことを考えると、あながち高いとも言えないのかもしれません。 こういうのって、つい脊髄反射で「高すぎ!こんなもんせいぜい2000円だろ」って思っちゃいがちですが、ドイツからの流通コストや、代理店での在庫コスト等もろもろ考えれば、中間マージンはあるにせよ、単純に高いとは言えないかもしれませんよね。 裏から見るとこんな感じ。透明なプラスチックのところの溝に、ヘッドバンド側の爪をパチンパチンとはめ込むようにして止めるようです。 で、せっかく届いたのはいいのですが、実はまだ交換してません(え ダメージ受けた今のやつも、確かに見た目はちょっとだけアレですが、別に使えないわけじゃないし、黒い粉もほとんど落ちなくなったし、しばらくこのままで使っててもいいんじゃね、とか思い始めてたりして・・・。 いつでも取り換えられると思ったら、なんか安心しちゃったんですよねw |