■2015/02/22:夏コミはじまります
夏コミの申込みは無事に完了しました。 もちろんジャンルは「なのは」。次もなのは本、というかVivid本でいきます。 4月からVividのアニメも始まりますし、夏コミのなのは島ではVividで盛り上がってることを期待したいですね。 夏コミの本については、サークルメンバーとは「今回こそGW明けには原稿を終わらせる!」と言い交していますが、果たしてどうなることやら。 って、そんな言い方をしてる時点で、結果は見えてる気もしますがw あ、リリマジは申し込んでません。なので、次のイベント参加は夏コミになります。当選すれば、ですけど。 それはさておき、最近E9を買ってまたぞろヘッドホン熱が燃え上がってるせいで、次はAUDEZE LCD-3あたりが欲しいなぁ等と早々に思い始めてたりします。もちろんついこないだE9買ったばかりなので、LCD-3なんて当分は買えませんけどね・・・。 それはともかく、また手持ちのヘッドホンが増えてきたので、ちょっと整理せんといかんなぁと思ってたり。 まー、せっかく買ったんですし、持ってれば聴く機会はあるかも、という気もするんですけど、そんなに何台もあってもどうせ使い分けなんて出来ないですよね。 他の人は分かりませんが、私自身は今までの経験から、使い分けられるとしても、せいぜい3〜4台がいいところだと感じてます。 そういえば使い分けと言えば、ヘッドホンってその日その日で「これはいい!」と思える機種が変わるんですよ。不思議ですね。 例えば、先日は「永久に聴いていたい!」と思えたE9が、今日はあまり良いと感じません。別に音が変わったわけではなく、聴けば紛れもなくE9の音なんですが、それを楽しい or 心地よいと感じないんです。 今日について言えば、ゼンハイザーのHD800がすごく心地よく聴こえます。今日はどうやらHD800の日らしいです。 いつもだとHD800は「ボーカル遠くなるので、ポップスとかロックには合わない。クラシックがぴったり」と感じるのに、今日に限ってはHD800で聴くポップスやロックが、とても気持ち良いです。どうも今日の私はノリノリガチムチなE9の音よりは、癒し系な(?)HD800の音を求めているみたい。 あぁ、そういえば、今日は朝から嫌な話を聞いちゃって、ちょっと気分が沈んでるんだよなぁ。そのせいか・・・。 体調や気分で音の印象が変わるって、なんだかなーって感じですが、でも考えてみれば、味覚なんかもやっぱり体調や気分で感じ方は左右されますし、聴覚だって同じように体調や気分で変わってもなんら不思議なことではないのかもしれません。人の五感ってそういうものですよね。 てことはですよ。複数台のヘッドホンを使い分けるというのは、単に「向いてるジャンルによって使い分ける」というだけでなく、「その日の気分や体調によって使い分ける」ためにもアリなわけですよね。 うん、傾向の異なる個性的な機種をいくつか持ってるのは意味のあることなんだな。うん、私まちがってない(自己正当化) LCD-3は今まで持ってたどの機種にも似てない音っぽいんだよなぁ・・・。よし、今度試聴に行ってみよう!
■2015/02/15:姫さまぁ!
いやはや、また仕事が面倒なことになってきて、年明けからろくすっぽ絵も描いてない有様。気付けばHPも半月も放置状態ではないですか!(汗 まー、仕事が忙しくなったとはいっても、毎日21時〜22時くらいには帰宅してるし、土日のどっちかは休めてるし、絵を描く時間が全然ないよ!・・・とは言えない状態なんですけどね。でも、やっぱり心に余裕が無くなってくると、前向きに何かやろうという気にもなれなくなるのも事実。ま、言い訳ですけどw それはさておき、姫さま。 ひと月ほど前に描き始めてたのをようやく仕上げました。 DOG DAYSのキャラの中では、言うまでもなく私的にはリコ推しなのですけど、姫さまはちょっと別格なところがありますね。 姫さま可愛いんですもの!。 シンクに懐きまくってるのを見るにつけ、よからぬ妄想が湧きあがるのを抑えきれません(はぁはぁ あー、姫さま撫でまわして癒されたいー(を あ、そろそろ夏コミのサークルカット描かないと・・・。 で、またしてもヘッドホンの話。 仕事でストレスがかかると、毎度なんか買ってる気がしますが、今回も・・・。 そういや前回もなんか買ったと書いた気がしますが・・・まぁ、それはよしとして、さらに今回は逝きましたよ。かなり思い切って。 さて、何を買ったのかというと・・・これ。ドン! ULTRASONEのedition9です。 密閉型ヘッドホンのひとつの究極形。私もかねてより「いつかは聴くことが出来るかなぁ、聴いてみたいなぁ」と思ってた機種です。今回、ついに入手してしまいました。 すでに生産中止になっていて、しかも限定品。販売数は1000個ほど。 今となっては中古でしか手に入らないのですけども、驚くべきはその中古の相場価格。 なんと相場が20万前後というとんでもない代物です。 しかも、その値段にも関わらず、中古で出物があると、結構すぐに売れてしまいます。 ヘッドホンスパイラルにハマった者が、いつかは行き着く終着点の一つ、それがこのedition9と言えるでしょう。 ま、まぁ・・・いつかは買いたいと思ってはいましたが、さすがに実際に買う時は思考停止してましたね。こんな値段のヘッドホン、まともな状態で買えるもんじゃありませんものw さて、音の方はというと・・・。 解像度が高く、全域できわめて明瞭な音を鳴らします。 一聴して最初に受けた印象は「思ってたよりずっと精細で密度の高い音」でした。 ULTRASONEというと、私のイメージは「イロモノメーカー」という感じで、「ちょっと変わった音のヘッドホンばかり作る変なメーカー」という印象しかありませんでした。なので、このedition9の普通の高性能っぷりは非常に意外に感じました。 edition9でとりわけ特徴的なのが低音の鳴り方です。 低音が「出る出る」という評判だったので、実際に聴くまではどんなものすごい低音が出るのかと思ってましたが、量的には意外に普通な感じでした。最初聴いた時は「こんなもの?」とちょっと肩すかし食らった気分になったくらい。でも、すぐにedition9の低音が普通でないことに気づきました。 edition9の低音の特筆すべき点は、量でなく質にあります。ぎゅっ!と密度の高い低音が、ゴムまりみたくボンボンと弾むように鳴ります。こんな高密度で弾力のある感じの低音は、今まで他のヘッドホンでは聴いたことがありません。 低音が出るヘッドホンというのは、概して低音が支配的になって解像度が甘く感じられたり、中高音域が遠く感じられたりするものですが、edition9は低音がプリプリと元気良く鳴るくせに、中高音も決してマスクされることなく明瞭に聴こえます。まさにこの点がこのヘッドホンの唯一無二な点と言えるでしょう。 同社のPRO900も低音が特徴的なヘッドホンですが、両者は低音の質が決定的に異なります。 PRO900はedition9と比べると、かなり緩い低音が大量に出る感じで、引き締まった低音を鳴らすedition9とは根本的に違う印象を受けます。PRO900は強烈な低音のせいもあって、他の音域のフォーカスが甘くなる感じですが、edition9は全域がビシッと引き締まった感じでクリアに聴こえます。 どちらが良いかは好みもあるでしょうけど、私の感覚では「ちょっと格が違うかな」という感じです。まぁ、これは値段差ゆえの先入観もあるかもしれません。 edition9はかように低音が特徴的なヘッドホンではありますが、全体としてはフラット〜弱ドンシャリなヘッドホンと言えると思います。ゆえに得手不得手と言う点では、明確にこれダメってジャンルもなく、何でもそれなりに聴けます。 とりわけ魅力的なのは打ち込み系や、電子音ぴこぴこのテクノ。音の明瞭さ・鮮やかさから非常によく合います。 ロックも弾む低音が気持ちよく、ノリよく聴ける感じ。 このあたりのジャンルを聴いてる分には、個人的にはもの凄くどストライクな好みの音で、「このままいつまでも聴いていたい」と思ってしまうほどです。 ただ、高域について、たまにちょっとガサついた感じを覚えることがあります。 またソースの良し悪しを隠さずストレートに聴かせるので、ピーク越えちゃってバリバリしちゃってるような曲とかは、耳障りでたまらなかったりします。X2なんかはソースのアラをやんわりと隠して聴かせてくれたりするんですけど、このedition9はその辺はシビアに聴かせる感じ。 音場の広さはごく普通。密閉型ですが、S-Logicの恩恵でしょうか、閉塞感は感じません。 もちろん開放型のような広さは感じませんが、さりとて狭苦しい感じもしません。クラシックなんか聴く時は狭く感じるかもしれませんが、ロックやJ-POPを聴いている分にはまったく問題なし。 装着感も問題ありません。イヤーカップがやや浅く、内側に耳が少し当たりますけど、それで耳が痛くなることはありません。重さもPS1000なんかに比べれば軽すぎるくらいで、頭頂部が痛くなるようなこともないです。 さすがに絶版後も中古がこれだけ高値維持するだけあって、他機種にはない個性を持つ魅力的なヘッドホンです。 ハイエンド機として認知されているHD800やPS1000と比べても、同列に語れるヘッドホンであることは間違いないと思います。 ただ、今の中古の相場が、値段的に適切なのかどうかは難しい気がします。 だって、HD800やPS1000であれば、中古なら10万くらいで買えるんですもの・・・。 その倍以上の値段を出す価値があるのか?と言われると、正直「ある」と即答は出来ません・・・。 でも、edition9でしか聴けない音は確かに存在しますし、それを聴きたければ20万出すしかない、というのも事実。 私個人としては実際に聴いた上で「それだけの額を出すもやむなし」と結論しました。 edition9はもはや中古でしか出回っておらず、今後は程度の良い品はどんどん減っていくでしょう。それに伴い、入手も困難になっていくと思われます。 今回たまたま程度良好な1台を入手することが出来たのは、僥倖と言うべきかもしれません。 せっかく手に入れた貴重な一品ですので、私のところを終の棲家にしてもらうつもりで、大事にしようと思います。 |