■2018/03/13:ワンドロとか
まだ少し寒い日もありますが、だいぶ春らしい日が増えてきました。やはり暖かくなると気分的にも明るくなりますね。

■チョビ子と愛里寿
ワンドロばかりではいろいろと忘れてしまいそうだったので、たまには手間と時間をかけて描かなあかんな〜と思い、久しぶりに2枚ほどじっくりと描いてみました。アンチョビと愛里寿ちゃん。



ワンドロは描いてて楽しいし、よい練習にもなっていると思うんですが、クォリティよりもスピードを重視して時間の短縮を図ってるので、作業的にいろいろと省いてるんですよね〜。
なので「もう少し時間をかければもっと見栄えがする絵になるんじゃないかな」ってのはいつも思ってます(中には手間かけても大差ない絵もあるでしょうけど・・・)

私はワンドロではペン入れと塗りについては必要最小限の手間しかかけないため、ペン入れと塗りをやっている時は殆ど何も考えておらず、悩むこともありません。「ペン入れは強弱とかなんも考えずに雑にラフの主線をなぞるだけ。ペン入れ終わったら自動範囲選択使ってベース色で塗りつぶし、影を一層だけさっと塗っておしまい」、完全に作業です。何も考えるところがありません。そのためペン入れと塗りについては、ワンドロで数をこなせば何かが上達するってものも無いだろうなって思います。

私がワンドロで良い練習になってると思うのは、構図やキャラのポーズを考えて下絵を描くところです。ワンドロをやってて気づいたんですが、絵を描く際に一番苦しむのがここなんですよね。ここに慣れていないと、絵を描こうという意欲が湧いても、なかなか実際に描き出すところまで行かなかったりします。ワンドロで気楽に描くことに慣れてくると、このハードルが低くなります。絵を描くことに対して身構えなくなる、という感じかな。
まるで息をするかの如く絵を描いてツイッターとかにあげる人たちを見て、以前は理解不能だと思ってましたが、ワンドロをやり始めてから少し理解できるような気がしてきました。

ワンドロやってて、意識の点でも少し変わったところがあります。
私は絵を描くことについて「未だ私の知らない遥か彼方にある絶対の正解」が存在すると漠然と思い込んでいて、どうすればそれが得られるのか分からなくて、悩んで、でもそのとっかかりすら分からなくて、モヤモヤして、分からないことが自分の未熟さ故と落ち込んで、絵を描くことへのモチベーションが落ちる、ということを繰り返してきました。でも、ワンドロをやってて、「絶対の正解」なんて幻想であり、もっと自由に気楽に好きにやればいいんじゃないかって実感として思えるようになったことで、絵を描くたびに感じていた「正解からは程遠いダメな自分」「そのダメな自分が描いたダメな絵」っていうストレスから解放され、だいぶ気が楽になりました。
ワンドロをやってて一番良かったと思うのはこのことかもしれません。


■ワンドロ
こちらはいつものワンドロで描いたもの。

2月20日、お題「王大河」
初描き、どんなキャラなのかよく知らないです。ドラマCD聴いてれば少しは分かるのでしょうけども


2月22日、お題「ねこみみ」でマリー様。にゃ〜


2月28日、お題「五十鈴華」
特にネタもなく、普通にやや見下ろし胸元強調気味で。


3月6日、お題「逸見エリカ」
誕生日記念も兼ねていたので、綺麗なエリカ様をば


3月8日、お題「カトラス」
別に誘っている絵を描きたかったわけではないのですが、手の持っていき場に困ったので、スカートの裾をつまんでもらいましたw



■戦車模型
最近作った2台です。いずれも英国戦車。タミヤ1/48MMシリーズのクロムウェルとマチルダ。

写真だと分かりにくいと思いますが、初めてチッピングというものに挑戦してみました。金属のエッジのところに、赤茶色の塗料をはたくように付けることで、塗装が剥げて地金がむき出しになった感じを再現しています。ただ、初めてなもんで加減が分からず、ちょっとやり過ぎた感じもします・・・。次はもう少し控えめにしよう・・・。

クロムウェルは古いモデルのせいなのか、ちょっと切ったり削ったりしないとしっくりこないところがありました。タミヤ以外のメーカーのやつも作ってみようかなぁと最近思ったりしてるんですが、こういう加工は当たり前に必要なんでしょうね。パテとか買っておかないとあかんのかな。